4回目の3月11日。
4年もたったのに私たちは変われただろうか。
成長できているのだろうか‥‥。
痛みと悲しみは薄れることなく
ずっとからだの内にあり続けていて
からだの方がその悲しみと共に暮らすことに
馴染んでくるようだ。
でも。
詩人・覚和歌子さんは「♫ほしぞらとてのひらと」で
言ってくれた。
“このからだひとつあれば また生きてゆける”と。
福寿草、なのだろうか。
ほんの少しの春の気配を逃すことなく 冷たい風の中 誇ることもなく咲いている。
今はまだ 見渡す辺りに この二つの花しか 見えないけれど
地の下には 数えきれないほどのいのちの準備があること。
忘れないでいよう、この希望を。
悲しみを忘れないでいることと一緒に
この希望を 忘れないでいよう。
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kazenosaburou (木曜日, 12 3月 2015 11:13)
まだ4年です。もう4年という人もいます。4年です。
寄り添う心を大切にしていきたいと思います。